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2006'11.28.Tue.00.18
ドラマシティかと思った。

いや、銀のキスの席の話です。
今までずっと届かなかった最優先予約のチケットたちが、どうやら劇団側に舞い戻ってしまったみたいです。
で、今日電話が来てですね、とりあえず席番号を教えてもらったのですが、何だかあまりにも大きな数字ばかり並んでいて、一瞬ドラマシティを思い出しました。
一体全体どうなっているんだ…どうして最優先なのにこんなに後ろなの!!?
…っていっても、千秋楽は6列目が取れたので、何となく満足はしているのですが…それにしても、夏夢の時とはえらい違いですね。
9月にはティターニア様を一列目通路側で拝見できたのに…12月は近くても6列目だなんて…(涙)
いや、でも、観にいけるだけでも有難いと思いましょう。
もしかして私、この季節のライフって初めてなんじゃないだろうか。
月の子再演が初ライフで、ドリアンは見たけれどパサジェルカは観にいけず、年が明けてOZは観たけれど白夜行は受験のために断念して。
おー、初冬ライフだーっ。
それだけを聞くと何とも素敵な響きだけど、実際は当日券取得のために並ぶファンにとっても、朝早くから夜遅くまで休む暇もない役者さんにとっても、過酷な時期の公演なんだろうな…。

で、こんなことをグチグチと言っている暇があるなら、やらなきゃいけないことを片付けろって感じですよね。
そうだー…木曜までにレジュメを作って、発表原稿をまとめなきゃいけなかったんだったー。
金曜には劇についての発表だし。
この金曜の授業に関しては、教科書読んでいるだけでとても楽しいので、別に苦ではないんですけどね。
例えば、「劇とは普通、一般の観衆向けのものであり、物語と異なって、後で検討するというものでなく、むしろ一回の観劇で受け取ってもらうものである」と書いてあるんですけど、こういうものを読むと、いかに自分が邪道な観劇をしているのかというのが良く分かるわけです。ライフの劇を一回しか観なかったのって…初ライフの月の子の時しかない…。
でもそれは逆に、一回目で感じる舞台の雰囲気も知りつつ、また、繰り返し観ることによって気付くいくつかの細かな演出の意味を考える機会も与えられている、というわけで。
舞台って毎回違うものですから、何度も観ないと分からないことって、多少なりともあると思うのです、どの舞台も。
一回で分かってもらうことももちろん大切だけど、何度も足を運びたいと客に思わせるような舞台にするというのも、もっと大切なことだと思うし、それが舞台の醍醐味なんじゃないのでしょうか。
と、教科書に反論しつつ、自分の浪費を正当化させてみようとしてみたわけですが(笑)結局のところ、「劇」についての発表は、あまりにも自分の想いが入り込みすぎて、客観的に考えられないということに気付きました。
あーあ、シェイクスピアは「夏の夜の夢」がしたかったのに、何故か「十二夜」になっちゃうし、短いからという理由だけでソポクレスの「オイディプス王」を読まなきゃいけないし…何だか憂鬱な感じの「劇」についての基礎演習ですが、人よりも舞台を観ている分、リアリティのある研究をせねば☆なんて考えています。
そういえば、蜷川監督の「オイディプス王」ってDVD化とかされてないのかな。以前に外国人が円形劇場で演じていたものはテレビで観たことがあるんですけど、やっぱり野村万斎のオイディプス王が見たいなぁ。
あ、蜷川監督は「十二夜」もやられてるんですね。
図書館のAVホールに置いてあるかなぁ。
読むのも好きだけど、やっぱり劇は観ないと始まらないと思う私です。

っていうか、「オイディプス王」も「十二夜」もDVD出てるじゃない!!
明日図書館覗いてみようっ!
…「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の「十二夜」をもちろん観たいのですが、それ以上に一緒に収録されている「ぺリグリーズ」が観たい…!!!
ええ、そうですよ、内野聖陽が観たいのです!
うわー、「間違いの喜劇」も「タイタス・アンドロニカス」も、「ハムレット」も観たいなー。
「ロミオとジュリエット」すら観ていない私ですから、もう何でも観たいんですけど。というか正直、今度の「恋の骨折り損」が初蜷川になるわけでして。
「お気に召すまま」もすごく観たかったなぁ。…本気で迷ったんですよねー成宮君のロザリンド。
結局観にいかなかったけど、今思うと、観にいっていればよかったなぁと後悔の念が押し寄せてくるわけです。

はっ、どうもシェイクスピアの話になると、興奮してしまうようです。
もう少し教科書を読んでから、今日はもう寝ます。
明日は朝一で図書館にいってこよー☆
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