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2007'06.07.Thu.23.51
下北の駅前劇場にてタテヨコ企画の「ムラムラギッチョンチョン」という舞台を観てきました。
すっごくおもしろかった!!



修行僧の話と聞いていたので、シリアスな話なんだろうか…と、全くわけの分からないまま、とりあえず今日のマチネが割引になるということで、フラフラと行ってきたわけです。

行ってよかった!

物語的には何だかよく分からない感じでしたが、そのよく分からない感じが現代人のノリで楽しかったです。
まず、修行僧が出てくるってどんな話だよ!!って思ってたんですが、意外とまともに修行僧の話でした。(笑)
わけの分からない登場人物たちがわけの分からない行動をし始めて、わけの分からない展開になっていくわけですが、そのわけの分からない空気に包まれていた会場全体がおもしろかったです。
狸寝入りがよかったなー。
汗だくでエネルギッシュな舞台で、凄くパワーを感じました。

小劇場ってやっぱりいいですね。舞台が凄く近くて、間近で役者さんの動きを感じることが出来て、まるで自分までもがその世界に入ってしまったかのような錯覚に陥ります。

舞台装置も凄かったです。
修行僧が泊まりに来た民家が舞台だったので、その民家の一室+廊下がそっくりそのまま作られていました。
凄く精巧に作られていて、それだけで癒されたかも。

で、結局何が言いたかったんだろう…と考えてみたわけですが、考えれば考えるほど、頭が混乱してきます。
とりあえず、頭を空っぽにして、ただ笑っていたら終わっていた感じです。
お経の声だけが頭の中に響くのですが、ふと何を感じ取ったのかと考えると、凄く難しい気がして、その不可思議な感覚を言葉に出来ません。
何となくは伝わってきたのだけれど、難しい。
悟りとか、許しとか、そんな簡単な言葉でもない気もするし。
むしろ、そういう難しい言葉を一気に笑いで吹き飛ばして、どうでもいいじゃんそんなこと!罪って何さ!皆いつかは死ぬんだからとりあえず笑おうぜ!的な感じだったように思いました。
作りこまれた適当感が、すごく心地よかったです。

この劇団の次の舞台も、是非観にいきたいです。
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