ハケンの品格の真の意味を考える毎日です。

実家に帰省とテスト期間だったという理由により、一ヶ月ぶりのバイトでした。久しぶりのバイトは、足の裏に疲れがたまる…いつもよりもぐったりしている感じです。
それ加え、以前に行ったことのある店舗だったので、ちょっと新鮮味がなくて、ひたすらじっと暇な時間を過ごしているだけでした。やっぱり、お客様感謝デーじゃない普通の休日ってお客さん少ないです。

で、そんな今日行った店舗で、売り上げナンバーワンは「笠原」さんでした。
他の人の2倍くらい塗りつぶされた売り上げ実績表を見て、何だか勝手に誇らしげな気分になってた私です。ああ、こういう時、自分が凄くライファーだと実感します。
ちなみに、「笠原」さんは、すんごく痩せてて、すんごくダンディーな声の方でした。色黒で、目に力がありました。ものすごくデカいマグカップ（底にひび割れあり。危険）に、大量のブラックコーヒーを入れさせて（もちろん私に）ガブガブ飲んでました。
姿勢が良くて、スタスタとショールームを闊歩する姿は、さすが「笠原」さんだと、惚れ惚れしながら見とれていました（笑）…怪しまれたかな。
もしも、私の視線に気付いていたのだとしたら、何て思ってるんだろう…絶対に私のこの本当の想いは、悟られない自信があります（そりゃそうだ）。でもその代わり、違う意味では捉え間違われる危険性があるので、要注意ですね。

このバイトをするたびに、自分は確実に営業は無理だなと実感します。こんなのが毎日続くなんて、本当に営業マンって尊敬しちゃう。
数日なら何とか大丈夫ですが、毎日毎日お客様に笑顔だけを見せるのなんて、きっと私には無理です。気分の乗らない日だってあるさ。
しかも、インカムつけてるので、お客様には笑顔を見せながら、耳のイヤホンからは、上司の「あと5分で話がまとまらなかったら、担当代えるから戻ってきなさい」なんていう声が聞こえてきたりして、なんていう壮絶な仕事なんだろうと、本当に尊敬する限りです。
そんな私は、お茶出してるだけなのに、たまに子供が来ると、そのあまりの可愛さにドギマギして、緊張しすぎるあまり、子供相手におかしな敬語使ったりしてます。小学生くらいの女の子の方が、私よりもよっぽど上手に挨拶やお礼が言えたりしてます。情けない。
もう、子供ってなんであんなに可愛いんでしょうね！言葉を伝える代わりに、ぎゅーっと抱きしめたい衝動に駆られますが、そんなことしたら確実にクビなので、いつも我慢です。危ないお姉さんですね。

やっぱり、一番最初にこのバイトデビューした店舗が、一番イケメン率が高かったなと思う今日この頃。いや、でももう千葉の方になんて行きたくないけど。