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2007'05.10.Thu.13.48
昨日書くのをすっかり忘れてました。
5月9日 19時~
東京おいっす!『Surprise Guest どっと COME!!』を観てきました。
「劇」小劇場に初めて行ってきたのですが、狭いからこそ味わえる臨場感が良かったです。一番前のシートに座ったら、ものっすごく近くて、こちらまで緊張してしまいました。

以下一応ネタバレな感じの感想なので折りたたみます。

内容はというと、ファンタジー作家の結婚式当日。新婦の希望でプロポーズの言葉を考えていると、望みもしない人たちが次々と登場してきて、作家の過去も未来も暴かれていき、どんどんと深みにはまっていってしまう、というものでした。

設定自体は面白かったし、ギャグもきっとおもしろいんでしょうけど、テンポが悪かったせいか、最初の方は特にあまり笑えなかったかなぁ、というのが本音です。ちゃんと狙えば笑えるギャグなのに、さらっと流しちゃうから笑う余裕がなかったというか。
それから、ストーリーを理解するまで、凄く時間がかかりました。過去と現実と未来がごちゃごちゃになった設定なので、もっとスマートに説明して欲しかったな。
話の行き違う場面なんかは、アンジャッシュ的なユーモアがあって面白かったです。

でもこの話、確かに過去と現在と未来をごちゃごちゃにするから面白いんでしょうけど、ただ単に結婚式当日にお兄さんが遠洋漁業から戻ってきて式がぐちゃぐちゃになっていくっていう要素だけでも充分面白かったんじゃないでしょうか。
そこをもっと深く掘り下げて、時間をかけてじわじわと描いて欲しかったです。そのくだりが一番面白かったので。

女性陣の美しさがとても目立っていたような気がしたのですが、男性陣ではお兄さん役の伊藤敦司さんがすっごく良かったです。メキシコに遠洋漁業に行ってた漁師役って、すごくおいしいと思う。
…でもどうも、息子役の小林大介さんの演技と相性が悪かった(私自身が)。どうしても彼のシーンだけ現実に戻って観てしまっている自分がいました。
あ、今調べてみたら、劇団員って男性だけなのですね。そうか…あのきれいな女性陣は皆外部なのか…。

あとはもう、どれだけ役者に好感が持てるか、だと思います。役者のキャラが無理って人は、多分相当無理なお芝居のような…濃いキャラばかりで、少し濃すぎた気もしました。でもまあ、コメディーだし、そこが売りならもっともっと濃くしていくべきだと思いますけど。
ちょっと辛口な感想でしたが、全体的なことを言うと、タダで観にいった舞台としては凄く面白かったです。当選してよかった。
気軽に観れるコメディーでした。
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